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極東最前線〜人の子こぞりて足踏み鳴らせ!〜@渋谷CLUB QUATTRO


いきなり直前に面接が入って焦ったが、開演に間に合った。段差のある、観やすい位置を確保。コーラを飲み待つ。
この日はBRAHMANが対バンということもあって、早々に売り切れ、プラチナ化していました。
しかし岡村ちゃんとかまってちゃんも少し行きたかった。最近ライブがかぶるなぁ。
まずはBRAHMAN
「From my window」から、「BRAHMAN、始めます!」と、「the only way」。その後もベスト盤のようなセットが続く。男女問わず、ダイバー続出。これだけ人が飛んでいるクアトロも初めて観たよ。壮絶。
大好きな「BASIS」も、「Causation」も演ってくれました。
最後の方で、TOSHI-LOWダイブ。観客に持ち上げられて歌う。その後、長めのMC。TOSHI-LOWが喋るようになってからBRAHMAN観るの、初めてだなぁ。このMC、なんとちゃんとオチまでついていて(宝くじ買おうとした→財布なくした。そんな週だった)、面白い。
さらにeastern youthとは99年のフジロックで共演して、当時の彼女と「青すぎる空」観て感動して、彼女が泣きながら吉野寿に抱きついたという話をして、ちょっと笑わせた後、彼女が震災の数日後亡くなったことを明かし、ずっと極東最前線に出たいって言ってきた。やっと出られた、って、彼女の墓前に報告に行きたい、みたいな話をして、ちょっとぐっときた。
そこから最後は「霹靂」。
圧倒的なパフォーマンスだった。
続いては転換を挟んで(極東最前線の転換はいつも短めで、感心する)、eastern youth。いきなり二宮さんの太いベースから入って、「月影」!びっくりする。多分ライブで観るの、初めて。
あまりセットリストは書かないんだけど、記憶の限りこんな感じ。
月影
未ダ未ダヨ
浮き雲
青すぎる空
二月はビニール傘の中

雨曝しなら濡れるがいいさ
自由
踵鳴る
一切合切太陽みたいに輝く
夜明けの歌
en 1
ドッコイ生キテル街ノ中
街はふるさと
en 2
DON QUIJOTE
意外とレア曲の多いセットだったかな。「男子畢生」と、「沸点36度」がなかっただけか。BRAHMANに対しては、お互い長く演ってきた。すれちがうようで、すれちがわなかった者同士ほど、出会ったときの喜びは大きい、みたいな話をしていた。
「一切合切太陽みたいに輝く」「夜明けの歌」の2曲には、なんだか2組の関係やら、昨年自分やら世間やらに起きたいろんなことが重なって、かなりこみ上げてくるものがあった。
というか、今夜も泣いた。
同じパンクシーンの第一線で活動していながら、対バンはほとんどなかった2組。
極東最前線という最高の場で、どちらも素晴らしいパフォーマンスを観せてくれた。
ところで、eastern youthは手に入りにくい名盤が多すぎる。そろそろ坂本商店時代のアルバムを紙ジャケ再発とか、してくれませんかねぇ。


終演後、いつものように次回の極東最前線のチケットを買って、さて、次の頃には自分はどうなっているかな、仕事とかあって忙しくなっているかな、変わっていないかな、なんて考えながら、楽しみな気持ちとどこか切ない、焦るような気持ちをを2ヶ月先まで持ち越して、暮らす。
雨が降ってきた。雨曝しなら濡れるがいいさ。と、口ずさみながら、帰る。


追記:RO69にレポが載っていました。eastern youthのセットリスト、間違えてなかった。
http://ro69.jp/live/detail/64547
「世界の東の端っこで起こった惨劇からまだ1年も経ってねえ。おれはどうすんのかな。逃げんのかな。無視すんのかな。指くわえて見てんのかな。どうせ死ぬなら前のめり。どうせ死ぬなら最前線。極東の地、BRAHMAN始めます!」
格好いい。ついコピペしてしまいます。


あと、自分が昨日、「雨曝しなら濡れるがいいさ」で、こみ上げてくるものがあった、なんてTWITTERにつぶやいていて、その直後に上記のように「一切合切」と「夜明け前」にこみ上げてくるものがあったなんて書いていて、自分の事ながら笑ってしまった。記憶違いなのでなく、後半ずっと、泣いていたのです。