The workers are goin’ home

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「マシーン日記」作・演出:松尾スズキ 出演:鈴木杏、少路勇介、オクイシュージ、峯村リエ@東京芸術劇場・シアターイースト


シアターイーストは、前、本谷有希子の舞台で行って以来かな。ほどよい大きさで、観やすい。今回は後方でしかも端っこの方だったけど、特に不自由は感じなかった。
この作品は12年ぶりの再演とのこと。もともとは片桐はいりのために書かれた作品らしい。その片桐はいりの演じたケイコ役をナイロン100℃の峯村リエが演じる。
勢いと暴力とエロと笑いと不条理を交えた松尾ワールドの真骨頂ともいうべき傑作で、ひたすら前のめりになって観ていました。2時間でここまで詰め込むかという贅沢な感触を味わう。
峯村リエの存在感(こんなに大きくて筋肉質だったっけ?役作りのために鍛えたに違いない)と、鈴木杏の身体を張った熱演が光った。下着姿より、スクール水着のほうが、さぞ恥ずかしかろう。
男性陣も好演。
4人しか出てこないだけに一人一人が濃密。変な人ばかりです。
いい舞台でした。